禅で克つ 『中央公論』11月号

中央公論・11月号『禅で克つ』
~中曽根、阿倍、スティーブ・ジョブスも坐った~
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~なぜ政治家は坐禅を組むのか~ 

全生庵住職・平井正修×御厨貴

とても面白い内容でした。特にお二人の対談の中で、中曽根元首相の言葉を引用し、「ご住職には申し訳ないが、私にとってはこの全生庵という場所はいわゆるゴミ捨て場だ」とあったところ。一回頭の中にある色々な事柄をゴミ箱にぶち込み、とにかく空っぽにすることで、次から新しい気持ちで仕事に向きあう。それも、忙しい人であればあるほど有効な手段になる。まさに、坐禅の醍醐味かもしれません。

また、他の特集で、前日のダンマトークでご講演頂いた、松山大耕師も掲載されてました。

11月7日(土)の龍雲寺ダンマトークは、全生庵住職・平井正修師をお招きして行います。実は好評につき、すでに定員(100名)は埋まっているのですが、まだ何とかなります(します)ので、ご興味ある方は、ぜひご来山くださいませ。詳しくはHP上から申し込んでください

 

フリースタイルな僧侶たち

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「フリースタイルな僧侶たち」
このフリーペーパーの表紙を初めて見たのは数年前。当時の私は「フリースタイル」ではなく、「オーソドックス」に仏教と向き合いたいと思っていたので、「色々あるな、いろんな人がいるな」くらいにしか思っていませんでした。それでも、内容を読んでみたり、前代表の池口さんの仏教学に取り組む姿勢や、現代表の若林さんの誠実な向き合い方にふれ、考えが次第に変わってきました。

「フリースタイル」は「型破り」。「型破り」はしっかりと型を勉強していないと、やぶることさえできません。先日のダンマトークの松山大耕さんや、能の加藤先生も同じことをおっしゃっていました。「型なし」では「型破り」。今の時代に必要なのかもしれません。

そんな私が、今回のフリースタイルのフリーマガジンに取り上げて頂きました。

素直な感想は「恥ずかしい」です!笑
こんなに顔が載るなら、3日くらい断食して臨むべきでした。
今回の文章は、取り上げる事柄がデリケートということもあり、自分の中では色々と葛藤があったのですが、100人に1人でも、「誰か一人に届けば!」という気持ちで書かせて頂きました。このおかげで、気持ちの整理がついたというか、自分の現在地を確認することができたと思っています。
お世話になったフリスタ代表の若林さんや、スタッフの皆様に感謝です。…
見かけたら、ぜひ手にとってくださいませ!

オンラインでも読んで頂けます。
http://p.booklog.jp/books?s=2&w=freemonk

実際に手に取りたい方はこちら。
http://www.freemonk.net/freemagazine#map

想いをはこぶ  ~龍雲寺・能楽講座~

昨日は「龍雲寺・能楽入門講座」でした。

あの沢庵禅師や白隠禅師にまで影響を与えた「能」。

「禅」と「能」の接点について、とても興味深かったのですが、なかなか機会ありませんでした。しかし、今回ご縁があって、観世流能楽師・加藤眞吾先生をお招きして、最初に『山姥』を舞っていただきました。

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その後の先生よりの初歩的な能の説明

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恥ずかしながら私も初耳だったのですが、能は余韻を楽しむので、拍手はしてはならないとのこと。その「余韻」が「余白」になって観客の想像力を膨らませていくのが、能の見方だったのです。

室町時代当時、明日死ぬやもしれない武士たちの間で大切にされた能は、死と隣り合わせで悲しい話が多い。歩行も「ハコビ」といい、「想いを運ぶ」というのが素敵でした。

とても柔らかで面白い加藤先生のお話で、会場は盛り上がっていました。

今度は能楽堂で鑑賞してみるつもりです。

また、このブログでも、「能」と「禅」の接点に触れていければと考えています。

先生をはじめ、ご参加頂いた方々、ありがとうございました。

第12回 天満敦子ヴァイオリンコンサート

昨日は『第12回 天満敦子ヴァイオリンコンサート』でした。お天気が心配でしたが、たくさんのご参加を頂きました。ありがとうございました。
天満さん[1]

天満さん.jpg初回から数えて、干支も一回りしての12回目。行事ごとを続けてけていくことの大切さを改めて感じました。
そして、ストラディヴァリウスでの『赤とんぼ』などの日本民謡を含めた一時間半。いつもの本堂が違う場所に感じました。
来年もぜひ開催したいと思いますので、天満さんも、みなさんも宜しくお願い申し上げます。

 

一休とは何か ~この妖怪に再び取り組む~

いつも、臨済録の勉強会などでお世話になっている、駒澤大学の小川隆教授よりご紹介いただきました。

11月15日(日)、日仏会館

「一休とは何か–この妖怪に再び取り組む」

http://www.mfj.gr.jp/agenda/2015/11/15/20151115_ikkyu/index_ja.php

花園大学国際禅学研究所・前副所長の芳澤先生のご講演で、小川先生がそこでコメンテーターをされるそうです。『別冊太陽』『聚美』の特集号や五島美術館の特別展などと連携した催しで、いろいろ研究発表などもあり、充実した催しになろうかと、先生自身も楽しみにしておられるそうです。ちなみに、参加は無料ですが、必ず上記HPでの事前申し込みが必要とのことです。

一休禅師を「妖怪」としているところが、まず面白い。皆様もぜひ!!